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細部名称
柱・床・壁・天井主体部位用語
蟻壁(ありかべ)
内法長押の上方に設けられる蟻壁長押と天井に挟まれた部分の丈の低い塗りこめた壁。天井の格縁や竿縁の位置が柱とずれる場合があるが,蟻壁を設けるとそのずれが目立たなくなる。
内転び(うちのりなげし)
エンタシス(えんたしす)
 
円柱(えんちゅう)
断面が円形の柱。日本建築においても古来用いられてきており、中世に間仕切りに引戸が用いられるようになってから、角柱が専ら用いられるようになった。ギリシャ・ローマの古建築で盛んに用いられた円柱に縦溝(胡麻……
大壁(おおかべ)
柱が表に現れない構造。和風木造建築の伝統的な工法は壁を柱と柱の間に納め、柱が外面に現れる真壁である。城郭建築や土蔵では、柱などにも藁を巻き付けて土を塗り、すべてを塗りこめる大壁である。
鏡天井(かがみてんじょう)
天井形式の一。格縁・竿などがなく、板を鏡のように平行に並べて貼ったシンプルな天井。表面が1枚板あるいは、1枚でなくても矧ぎ目の明らかでないものを鏡板という。鎌倉時代以降禅宗様建築でよくみられる。ここに……
切目縁(きりめえん)
大徳寺山門の上層の「勾欄」下の「縁」は、「縁框」(「掾」の鼻先の材)のみを厚みのある材を用い、そこに縦の「底目地」を切り込んで「切目縁風」に見せかける細工を施している。いわば「なんちゃって切目縁」であ……
榑縁・榑板(くれえん・くれいた)
 
小壁(こかべ)
 
四半敷(しはんじき)
「四半敷」のように四十五度に振らず、建物と平行に碁盤の目のように敷く場合は「碁盤敷(ごばんじき)」という。 方形または矩形の切石や敷瓦を使い、一方向は目地を通し、これと矩手方向の目地は交互に通したも……
簀子縁(すのこえん)
胴張(どうばり)
「曲面が、同一円弧である」ことを前提とすれば、以下のような仮説が成り立つはずである。(あくまでも仮説であり、検証はしていない。) 「胴張」の場合を示す。①先ず、柱の縦断面の矩形を仮に描く。②柱頂の末……
内陣柱(ないじんばしら)
拭板敷(ぬぐいいたじき、しきいたじき)
日本の建築は素木(しらき)が中心で、その仕上げの美しさは昔から日本人に好まれてきた。脱靴して、素足でその上を歩行し、足裏の感覚を鋭敏なものとしてきた。(脱靴をしない欧米の文化とは大きな違いがある。)木……
濡縁(ぬれえん)
広縁(ひろえん)
古くは「寝殿造」においては「母屋」と「庇」の外側に「孫庇」に相当する「広庇(ひろびさし)」を設けた。 「母屋」と「庇」は、同一のレヴェルであるが、「広庇」は「切目長押」一段分だけ低く、身分の低い者が……
舟底天井(ふなぞこてんじょう)
 
方柱(ほうちゅう)
正方形の柱のことをいう。古建築でよく出てくる方(ほう)は正方形を表す。方柱の場合、単純な正方形ではなく、各角は面取りが施されている。面取りは数々の種類があり、大面取り、唐戸面などがある。
面皮柱(めんかわばしら)
 
釿目削り(ちょうなめけずり)