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伽藍・様式
数寄屋造(すきやづくり)
室町時代後期から安土桃山時代は、戦国時代とも呼ばれ大名が群雄割拠し、その戦乱に伴う社寺の破壊と復興再建、さらには新規の城郭や城下町の建設などにより、全国的に空前の建築ブームが起きた。その需要に応える工……
唐様(からよう)
 
主殿造(しゅでんづくり)
平安時代の「寝殿造」では、「寝殿」の他「対の屋」「釣殿」など、室の構成は「母屋・庇」を基本とする単純な建物を、広大な敷地に配置して、それらを「渡廊」でつなぐ形式をとった。一方、鎌倉時代に入り登場する「……
書院造(しょいんづくり)
「寝殿造」から「書院造」への移行には、長い時間の経過を要し、さまざまな形式上の模索があり、互いに影響し合いながら、「床同時並行的に進行していったものと思われる。以前は、「武家造」や「主殿造」と称される……
寝殿造(しんでんづくり)
平安時代の寺社の「和様化」が進む中、皇族など上流の住宅形式として生まれたものである。地位により規模・形式は異なるが、三位以上の敷地は、一町(121m×121m、4430坪)で、周囲に「築地塀」をめぐら……
折衷様(せっちゅうよう)
鎌倉時代に入ると、従来の「和様」に新来の「大仏様」「禅宗様」が加わり、三様式が並立する形となる。その流れにあって、意識的に三様式を混在させる「折衷様」の手法化が定まるまでには、相当な時間がかかる訳で、……
禅宗様(ぜんしゅうよう)
鎌倉時代初めに「大仏様」が伝来して間もなく、禅宗が栄西(一般には「えいさい」、建仁寺では「ようさい」と読む)禅師らによって、南宋から伝えられたのと一緒に、まったく新しい建築様式が輸入された。これまでの……
大仏様(だいぶつよう)
鎌倉時代の初め、東大寺復興に際し、僧重源と宋人陳和卿が、中国福建省の建築様式と伝統的な「和様」をもとに考案した新しい建築様式である。 平安時代の末に、平重衡(清盛の末子)による南都焼き討ちがあり、興……
天竺様(てんじくよう)
 
平地伽藍(へいちがらん)
山地伽藍(密教等)に対する呼称で、これまでの古代寺院やその後の鎌倉新仏教(禅宗等)以降のものはその類に属する。主として平坦地において軸線上に主要な建築物が対称的に整然とした配置を見せる伽藍形態を指す。
方丈(ほうじょう)
禅宗寺院において長老や住持の私室または、それを含む住屋。方丈は住居、接客、および修行等の機能を備えている。伽藍のうち法堂背後に位置する場合と、塔頭内に配置される場合とがある。東福寺の竜吟案、大徳寺の大……
和様(わよう)
広義的に、日本の伝統的な様式・形式などを示す総称として使われる用語である。 飛鳥時代、中国の唐を中心とする様式が直輸入された初期のものに始まり、奈良時代を通じて徐々に国風化が進み、平安時代に入り、国……
飛鳥・奈良様式(あすか・ならようしき)
教科書的には、仏教伝来とともに、中国の唐を中心とする建築様式が日本に移入され始めてから、日本で国風化されていく過程も含め、総じて「和様」と呼ばれることが一般的ではある。しかし、飛鳥や奈良の建築様式には……