glossary_category
民家名称
揚見世(あげみせ)
主に関西の町屋において、みせの間の正面・軒下において柱外側に軸吊されている縁台。縁台の幅は半間、長さは1~2間。縁台の脚は外側のみに付けられ、縁台をまくり上げた時、脚が台裏内に収まる。大戸や出格子の横……
卯立(うだつ)
①近世民家において建物の両側に設けられた瓦葺等の小屋根付き袖壁。本来は身分の象徴を兼ねていたが、明治以降は単なる装飾と化す。防火を兼ねている場合も多い。 ②室町時代の民家とくに町屋において妻側の小屋……
指鴨居(さしがもい)
 
指敷居(さしじきい)
 
整形四間取(せいけいよまどり)
民家の平面形式の分類のひとつで、土間を除いた居室部の部屋が田の字形に4室並ぶもの。間仕切りが縦横十字にとおるものを「整形四間取」、間仕切り線が通らず食い違うものは「食違い四間取」という。大阪近郊では4……
大黒柱(だいこくばしら)
民家の平面の中央付近、特に土間と座敷境、土間の表側と裏手の境目にある太い柱。
高塀造(たかへづくり)
厨子二階(つしにかい)
街路側の平入屋根の軒高を低く抑えた民家の、屋根裏部屋のことを「厨子二階」と称する。「中二階」と表記される場合もあるが、単に「つし」或いは「ずし」とも呼ばれたりもする。「厨子」以外に「図子」「辻」の漢字……
土蔵造(どぞうづくり)
骨組みは木造(木骨)で、外部は土壁で塗りこめて柱・梁などの木部を露出させない大壁とし、内部は木部が見える真壁とした構造で、壁厚は20~30センチほどになる造り方をいう。壁仕上げは漆喰塗とすることが多い……
土間(どま)
屋内で、床が地面のまま、あるいは三和土(たたき)、砂利敷、石張、タイル張、モルタル塗、コンクリート押え等で地面高さ近くで仕上げられたもの。
長屋門(ながやもん)
近世武家や庄屋等の屋敷の門形式の一。横長建物の中央付近を通り抜けできるもので、門部分の主構造は桟梁を受ける冠木と二本の親柱で、二枚の門扉と潜り戸をつける。扉脇の部屋は家臣や下僕の居所・物置等とされる。……
根太天井(ねだてんじょう)
民家において、つし二階等の大引や根太に厚い床板を張って階下の天井としたもの。踏み天井とも呼ぶ。簀子天井は、竹を並べて編み、その上に蓆を敷いて粘土を載せたものをいう。屋根裏の防火上の工夫の一つとされる。……
歪高塀造(ひずみたかへづくり)
本棟造(ほんむねづくり)
本棟造は、長野県の中信地方から南信地方にかけて分布する民家の形式の一つである。一般に、庄屋や本陣などの役人層の住屋形式で大規模なものが多い。切妻造り板葺きで妻入り。緩い屋根勾配や雀おどしと呼ばれる棟飾……
虫籠窓(むしこまど)
京都、大阪、奈良の町屋の厨子二階の道路側に設けられた、縦格子のある窓である。虫籠窓の格子は虫籠格子といい、四寸角の材を六割にしたものに、縄を巻き付けたものを縦格子とし、土を塗りこめてつくる。明治時代に……
大和棟(やまとむね)
「大和棟」は、大正期以降、今和次郎などの民族学者により唱えられた名称であって、昔からの呼び名ではない。それまでは「高塀造」と書き「たかへ・づくり」と呼ばれていた。関西では「塀」のことを「へい」ではなく……