繁垂木

(しげだるき)

「繁垂木」は、ある程度格式をもった建物に用いられるのに対し、格式を下げる場合、或いは住宅系の場合は、垂木のピッチを広げる傾向にあり、明きの大きいものを「疎垂木(まばらだるき)」といい、さらに明きを広げたものを「大疎垂木・間配(まくばり)垂木」と呼ぶ。特殊なものとしては、垂木を二本、或いは二本と三本を交互に配した「吹寄垂木(ふきよせだるき)がある。
付け加えると、垂木の割付けピッチのことを「一支(いっし)」と呼び、「一間」に「何支」割付けるかが、構法上も意匠上も重要視される。中世以降の建物では、柱芯に必ず「垂木」を一本打つのを原則とする。