ネオクラシシズム様式

(ねおくらししずむようしき)
西洋建築の様式・思潮
« Back to Glossary Index

Neo-Classicism style。新古典主義様式。18世紀に、バロックやロココの典雅な趣味に対する反動として興り、19世紀前半期まで続いた建築の動向で、古典古代の再認識を基盤とするもの。ロマン的古典主義と呼ばれることもある。
英国におけるパラディオ主義は、その一段階であるが、次いで、直接に古代ローマやギリシャを研究し、その造形原理を復興しようとする動きが現われた。仏国のJ.G.スフロ、英国のW.チェンバーズ、J.ソーン、更に19世紀における独国のK.F.シンケル、英国のR.スマークらがその代表的な建築家。絵画では、ダヴィッド、アングルらが古典主義ないしは新古典主義の代表作家とされる。