バウハウス

(ばうはうす)
西洋建築の様式・思潮
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Bauhaus。1919年、独国のヴァイマルにW.グロピウス(1926、バウハウス校舎)を校長として創設された国立の造形学校。急進的な教育理念の故に、やがて右傾化する政情のなかで存続することができず、1924年末に解体、その後デッサウ市立バウハウス、ベルリンでの私立バウハウスを経て、1933年ナチスの圧力により最終的に解散した。
反アカデミズムの精神の上に立って、技術時代の造形を追求したものとして、デザイン運動の一つの頂点を形作ったものと評価されている。グラフィックデザイン及び家具デザインの分野にその成果が認められる。1937年にシカゴに創設された「ニューバウハウス」は、米国におけるバウハウス教育の継続を示すが、曲折の後1949年には「イリノイ工科大学」に併合された。