マンサード屋根

(まんさーどやね)
部位・室名
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英/mansard roof、米/gambrel roof。上部が緩勾配で下部が急勾配といった二重勾配を持つ屋根で、この空間を利用して屋根裏部屋が設けられる。仏国の建築家F.マンサール(自国の伝統の上に伊国の古典的様式を、採り入れ優雅なフランスバロックの様式を生んだ)の考案とされる。しかし、同種の形式は、16世紀中葉以前にも用いられている。「腰折屋根」「フランス屋根」ともいう。