西村伊作

(にしむらいさく、1884~1963)
建築家
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日本の教育者で文化学院の創始者。大正・昭和期に活躍した建築家・画家・陶芸家・詩人・生活文化研究家。和歌山県新宮市生まれ。母方の西村家(奈良県下北山村・和歌山県北山村一体の山林王)の当主となる。広島県の明道中学卒後実家に戻り、家業である山林管理と材木商を継ぐ。1920年兵庫県御影町に西村建築株式会社を開設。翌年、娘のために自らが考える真の学校教育を模索し、文化学院を創立する。(2018年閉校)現存する作品には、新宮市の自邸(重文/現西村伊作記念館)、旧文化学院校舎(軽井沢に移築復原/現ルヴァン美術館)、旧桑原医院(現下北山村立歴史民俗資料館)、倉敷教会、石丸助三郎邸(現結婚式場ラッセンプリ広尾)などがある。余談であるが、建築の 坂倉準三 は、女婿(次女・百合の夫)である。