野田俊彦

(のだとしひこ、1891~1929)
建築家
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大正期から昭和初期、官公庁系の職場に奉職した建築家。近代日本建築史上では「建築非芸術論」などを著した論客としての側面で知られる。彼に芸術に対する理解がなかった訳では決してなく、その主旨は、装飾を排した実用的かつ合理主義に基づく建築美の提唱にあった。横浜市生まれ。東京帝国大学工学部建築学科卒。(内田祥三に師事)享年は39歳。作品には、同潤会大塚女子アパート(設計に関与、画期的な建築といわれる)、済南領事館ステンドグラス意匠(設計/内田祥三)、旧敷島浄水場構場事務所(現前橋市水道史料館)がある。