密教寺院の「内陣」においては、左右すなわち、「西」に「金剛界曼荼羅」、「東」に「大悲胎蔵生曼荼羅」を掲げる。それらの板壁のことを「曼荼羅板」と呼ぶ。「須弥壇」は「北」に配置されるので、「金剛界」の上方の方位は「西」で、「胎蔵生」の上方の方位は「東」である。正式には「天蓋」を附す。天野山金剛寺金堂には「天蓋」が設けられている。
密教寺院の「内陣」においては、左右すなわち、「西」に「金剛界曼荼羅」、「東」に「大悲胎蔵生曼荼羅」を掲げる。それらの板壁のことを「曼荼羅板」と呼ぶ。「須弥壇」は「北」に配置されるので、「金剛界」の上方の方位は「西」で、「胎蔵生」の上方の方位は「東」である。正式には「天蓋」を附す。天野山金剛寺金堂には「天蓋」が設けられている。