笹繰

(ささぐり)

飛鳥・奈良時代の「和様」や「禅宗様」に見られる細部意匠である。「肘木」の上に乗る、手前と手先の「斗」の間の、その上端を、見附が「笹の葉」のような形に、斜めに抉って見せる、繊細な細工のこと。肘を張って持ち上げるような感じをよく表現している。些細なところにも、デザインする精神(こころ)の宿る好例というべきであろう。

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