佃家煎茶室主屋 通称:一茶庵宗家九如艸堂
-
佃家煎茶室主屋「幽篁」
佃家煎茶室主屋「幽篁」
一部文化年間(1804~1818年)の材を残す。昭和20年改築。部屋の名称は「幽篁(ゆうこう)」。竹林の意。天窓からは月光が差し込む。正面に床の間、その脇には無絃の七絃琴が掛けられている。煎茶会の中で茶席になったり会席を楽しんだりする場。
佃家煎茶室主屋「梅溪」
佃家煎茶室主屋「梅溪」
一部文化年間(1804~1818年)の材を残す。昭和20年改築。部屋の名称は「梅溪(ばいけい)」。梅の生える溪谷の意。天窓からは月光が差し込む。丸窓には梅が細工されている。床柱には翌檜の奇木。煎茶会の中で主に茶席になる部屋。
佃家煎茶室主屋「蘭風」
佃家煎茶室主屋「蘭風」
昭和20年改築。部屋の名称は「蘭風(らんぷう)」。客と茶を楽しむための部屋。茶寮。大きな中国書画を掛けるために高く大きく、白い漆喰壁の床の間。壁面にはインド更紗が貼り付けられている。また、壁面を蘭のデザインで切り抜いている。これも煎茶室にしか見られない意匠。
佃家煎茶室主屋「鳥道」
佃家煎茶室主屋「鳥道」
昭和20年改築。部屋の名称は「鳥(ちょう)道(どう)」。獣道よりも狭く常人には立ち入ることの出来ない道の意。「獨樂」の部屋(文房)で茶を楽しむときこの部屋で茶を淹れ、文房へ運ぶ。離房(りぼう)ともいう。庭に通じており玄関として用いられることもある。
佃家煎茶室主屋「幽篁」
佃家煎茶室主屋「幽篁」
一部文化年間(1804~1818年)の材を残す。昭和20年改築。部屋の名称は「幽篁(ゆうこう)」。竹林の意。天窓からは月光が差し込む。正面に床の間、その脇には無絃の七絃琴が掛けられている。煎茶会の中で茶席になったり会席を楽しんだりする場。
佃家煎茶室主屋「梅溪」
佃家煎茶室主屋「梅溪」
一部文化年間(1804~1818年)の材を残す。昭和20年改築。部屋の名称は「梅溪(ばいけい)」。梅の生える溪谷の意。天窓からは月光が差し込む。丸窓には梅が細工されている。床柱には翌檜の奇木。煎茶会の中で主に茶席になる部屋。
佃家煎茶室主屋「蘭風」
佃家煎茶室主屋「蘭風」
昭和20年改築。部屋の名称は「蘭風(らんぷう)」。客と茶を楽しむための部屋。茶寮。大きな中国書画を掛けるために高く大きく、白い漆喰壁の床の間。壁面にはインド更紗が貼り付けられている。また、壁面を蘭のデザインで切り抜いている。これも煎茶室にしか見られない意匠。
名称 佃家煎茶室主屋 通称:一茶庵宗家九如艸堂/つくだけせんちゃしつしゅおく(いっさあんそうけきゅうにょそうどう) 所在地 大阪市中央区大手通 TEL/FAX HP http://www.human-n.co.jp/issa-an/ E-mail shiou_567@yahoo.co.jp 建築年代 昭和中/1946/1959移築 建物種別 住居 構造 木造平屋建、瓦葺 概要説明 昭和中期の木造平屋建煎茶室。中央区大手通に所在。谷町筋から大手通りを西に入ってすぐ南面する。煎茶一茶庵・家元稽古場。十一畳半の「幽篁」及び七畳半の「梅渓」の茶室二室と、立礼席「蘭風」、廊下等からなる。丸太や面皮柱、竹の良材や古木などを用いた数寄屋意匠を基調とし、要所に中国風や草木形の造作を付す、趣向を凝らした煎茶室の優品。
文化財種別 国登録有形文化財 イベントリンク 見学 見学不可 備考 -
摂津能勢の民家(旧泉家住宅…
もとは豊能郡能勢町に建っていた泉家住宅を昭和35年に移築したものである。棟札や普請帳などは残されていなかったが、江戸時代中期頃の建物と推…
-
光滝寺
融通念仏宗、以前は天台宗若王寺末寺で葛城修験道の行場。境内には本堂と炭焼不動堂・庫裏が残る。本堂は建替られたが桁行4間半、梁間3間、正面…
-
近江岸家住宅主屋
昭和9年(1934年)にウイリアム・M・ヴォーリズによって設計され、翌年竣工したスパニッシュスタイルの住宅。設計の基本は洋式のスパニッシ…
もっと見る>-
小倉家住宅
小倉家住宅は大正から昭和初期にかけて個性的な住宅が次々と建てられた浜寺住宅地に建つ。洋館はスペイン瓦や腰壁にスクラッチタイルを用い、2階…
-
青山ビル
西園寺公望の渡欧に同行した野田源次郎が、その時の見聞をもとに大正10年に建てたスパニッシュスタイルの個人邸宅。設計施工は大林組、増築部は…
-
渡船場の景観
古来数多くの川が流れ、水の都と呼ばれた大阪には、人々の往来のための渡船場が各所にあった。周囲を水に囲まれたこの地域では、木津川や尻無川の…
もっと見る>