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名称天満屋ビル/てんまやびる
所在地大阪市港区海岸通1-5-28
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建築年代昭和10年(1935)
建物種別 商業・業務
構造鉄筋コンクリート造3階建
概要説明

昭和10年(1935)港運業を営む「天満屋回漕店」の社屋兼住宅として建築。鉄筋コンクリート造3階建、外壁は茶褐色のスクラッチタイル貼で、アールと直線を組み合わせたモダンな意匠が特徴。3階にはビル内部に露地を設けた茶室「知足庵」が現存する。建設当時の築港は大阪の海の玄関口として賑わい、船客や貨物の取扱いで活況を呈していた。第2次世界大戦中、焼夷弾が天満屋ビルの上に落下したが、幸い延焼を免れた。戦後、高潮対策として盛り土工事が行われ、地域全体が約2.5m嵩上げされため、半地下となった1階は、嵩上げ前の地盤面を示す貴重な遺構。現在は飲食店などとして活用される。

文化財種別
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備考