拝殿及び幣殿　国登録有形文化財

拝殿は桁行四間の入母屋造の正面に三間向拝を付け、北側に庇状の張出しと神饌所、背面に桁行二間の幣殿を設ける。

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本殿　国登録有形文化財

桁行三間・梁間二間の入母屋造。明正天皇(在位1629-1643)の内待所の一部が下賜され造営したと伝えられ、格調を備えた社殿。

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客殿　重要文化財

拝殿に向かって左側にあり、桁行六間・梁間五間の入母屋造で書院造形式。南・西両側に広縁を持ち、側柱間を吹き放し、高欄がつく。

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客殿内部

全体の形式手法は書院形式で、規模、形式ともに標準的で比較的簡素な造りになっている。

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茶室「燈心亭」　重要文化財

寄棟造茅葺で三畳台目の茶室と水屋の間、三畳の勝手間と北東に二畳の大水屋を付属する。後水尾天皇愛好の茶室を下賜されたと伝わる。

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茶室内部

茶室の天井は一格子間に一種、山吹、葦、萩、九十九草などすべてで十種の草木を張り上げた吹寄格天井、点前席には棹縁に黒竹を使用した蒲天井。

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神門及び築地塀　国登録有形文化財

参道の突当りに構え、神門は一間薬医門切妻造本瓦葺。築地塀も本瓦葺で土壁に定規線五筋を引く。離宮跡地の由緒に相応しい格式を示す。

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手水舎　国登録有形文化財・離宮の水

神門北東に建ち、方一間平面の入母屋造桟瓦葺で石製の手水鉢と井戸枠を置く。格天井、妻飾の木蓮格子に梅鉢懸魚など本格的な形式をもつ手水舎。

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神庫　国登録有形文化財

境内南西隅に建ち、桁行二間半梁間二間、土蔵造二階建寄棟造桟瓦葺。切石積基礎上に建ち、外壁漆喰塗で水切一段を廻らせる。

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水無瀬駒　島本町指定文化財

公家で能筆であった13代目の宮司水無瀬兼成（1514-1602）が駒の銘（文字）を書き、700 組以上もの将棋駒を制作。

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後鳥羽天皇宸翰御手印置文　国宝

後鳥羽天皇が崩御直前の暦仁2年（1239）2月9日、隠岐の配所から寵臣藤原（水無瀬）親成に与えた置文

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後鳥羽天皇像　国宝

後鳥羽上皇が隠岐に配流される直前に、出家前の姿を藤原信実に描かせた像と伝わり、鎌倉時代似絵（にせえ）の代表作とされる。

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茅野輪くぐり「夏越しの大祓」

六月中は茅野輪くぐりができる。古来より「厄除招福」「無病息災」「健康長寿」のご神徳があると伝わる神事。

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客殿前の枝垂れ桜

水無瀬は京都から近く、桜、紅葉なども多く、川の両岸に小高い山々が迫り、眺望が非常に美しい。境内も四季折々の美しさが映える。

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境内の紅葉

境内には四季ごとの景色を楽しめる空間が広る。秋には紅葉が楽しめるほか、季節ごとのイベントには多くの参拝客が訪れる。

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花手水　菊水

後鳥羽天皇は菊をこよなく愛され菊紋を自らの印や刀剣などに使われ、菊を詠まれた和歌も数多く残している。

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もう一つの灯り　（安田　格）

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