名称 杉江能楽堂/すぎえのうがくどう 所在地 岸和田市岸城町6-10 TEL/FAX 072-447-6206(TEL)/072-447-6204(FAX) HP https://www.sugienoh.com/ E-mail sugie-nohgakudo@tiplus-hd.com 建築年代 大正6年 建物種別 文化施設 / 能舞台 構造 木造 概要説明 杉江能楽堂は、大正6年に旧岸和田城内にあった能舞台の橋懸を賜り建立された。現存する大阪府下最古の能舞台で、国宝に指定されている「西本願寺北舞台」の形式を踏まえた舞台で、前庭の白州と三本の地植えの松、舞台を取り囲むようにL字型に別棟の見所が設けられている。鏡板絵は樋口富麻呂によるものである。舞台の広さは二間四方で、本来の広さより少し小ぶりとなっている。舞台には岸和田藩最後の藩主である岡部長職公が自ら揮毫された「国華」の額が掲げられている。対置式で、白州に採光することができる屋根を掛ける形式は、明治期から大正期に対置式から囲繞式に能楽堂が移行する時期にのみ見られるものであり、非常に貴重である。 舞台と見所が別棟であることから、四季の風を肌で感じることができ、「能」本来の野外で演じられた頃の趣の一端を楽しむことが出来る能楽堂である。
文化財種別 国登録有形文化財 イベントリンク 見学 見学可能 備考 -
興正寺別院
当別院は、富田林寺内町の中心的寺院である。永禄3年(1560)に証秀上人によって建立され、本堂・客殿・庫裏・鐘楼・鼓楼を配し、城之門筋側…
-
自泉会館
岸和田紡績株式会社の創設者である寺田甚与茂に贈られた慰労金をもとに、甚与茂の偉業を記念し、会社の社交場など倶楽部施設として寺田甚吉により…
-
四條畷市立歴史民俗資料館展…
二階建 土蔵造 の建物は、明治40年(1907)に枚方区裁判所甲可出張所として建てられ、1階は事務所・2階は書庫として使用し、土蔵の北隣…
もっと見る>-
大阪城天守閣
大阪城は戦国時代の大坂本願寺(石山本願寺)を前身とし、織田信長と戦った石山合戦、豊臣秀吉による築城、大坂の陣による落城、徳川幕府による再…
-
尾食家住宅主屋
江戸時代の木造2階建住宅。尾食家は「主屋」と「離れ」の2件が登録文化財となっている。 貝塚寺内町北側の入口に当たる「上方口」の西側、北…
-
筒井家住宅
住宅主屋は、江戸時代初期の「夕雲開」(せきうんびらき)という新田開発の管理所として建築され、後に改修し住居としたものである。座敷棟は、江…
もっと見る>
このアイコンがある写真をクリックすると伝統工法の詳細が確認できます。