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名称針中野中野鍼/はりなかのなかのはり
所在地大阪市東住吉区針中野3丁目2-17
TEL/FAX06-6702-7673(TEL)
HP
E-mail
建築年代鍼の処:江戸時代末期 主屋:明治43年(1910)
建物種別 住居 / 文化施設 / 商業・業務
構造木造平屋建瓦葺
概要説明

平安時代の延暦(782年~805年)の頃に設立された「中野降天鍼療院(ナカノアマクダルハリヤ)」がその屋号で、平安時代から一子相伝を守り、現在に至る。弘法大師が布教の途上に宿を借り、当時最も進歩した鍼術とつぼを示す「遂穴偶像」 (大人と小人の丈1m弱の木像)と金針を授与されたと伝わる。大正時代に41代目が大阪鉄道(現近鉄南大阪線)の開通に所有地を提供するなど尽力し、そのお礼として最寄り駅が「針中野」と命名されたという。江戸時代末期建築で当時の街路景観を残す鍼灸院「針の処」や、主屋・蔵・門・塀等の屋敷構えが一体となり、地域の歴史を今に伝える。

文化財種別 国登録有形文化財
イベントリンク
見学非公開
備考