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名称関西大学簡文館/かんさいだいがくかんぶんかん
所在地吹田市山手町3-3-35
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建築年代 「旧図書館」1928年(昭和3年) 「円形図書館」1955年(昭和30年)
建物種別 学校 / 文化施設
構造鉄筋コンクリート造3階建、 建築面積932㎡
概要説明

簡文館は、1928年に建築された「旧図書館」と、1955年に建築された「円形図書館」で構成され、現在は博物館施設として一般公開している。RC造3階建の図書館を、村野藤吾の設計で増築。当初部は、南西に階段室を搭状張り出し、柱形を見せて垂直感を強調。円筒の増築部は15度毎の柱と梁を現し、壁をタイル貼とし、量塊的な上部を ピロティ で浮かす。2階の装飾タイルや パラペット の造形も見どころ。 村野藤吾は、関西大学千里山キャンパスに、1949(昭和24)年から1980(昭和55)年の約30年間に40棟近くの校舎を設計、現在も円神館(現ITセンター)、第3学舎1号館、KUシンフォニーホール(特別講堂)、法学部文学部研究室1号棟など、半数近くの作品が現存する。

文化財種別 大阪府指定文化財
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