光明寺
-
-
光明寺庫裏全景 庫裏と玄関
光明寺庫裏全景 庫裏と玄関
本堂の北側に玄関を介して繋がる庫裏。玄関の妻側は木連格子。木連格子とは、縦横に組まれた格子で、入母屋破風の下の格子や、建具などによく使用される(木連格子戸)。玄関は桟瓦葺、庫裏は本瓦葺である。
本堂正面
本堂斜め方向からの全景。
縁側から向拝と本殿側を見る。
玄関と本堂の妻側の意匠。
潜戸付の袖塀をつける一間薬医門
境内内部から山門を見る。
妻側から架構を見る。
控え柱側からの見上げ
境内内部からの山門見上げ。
山門正面の龍の彫刻
光明寺庫裏全景 庫裏と玄関
光明寺庫裏全景 庫裏と玄関
本堂の北側に玄関を介して繋がる庫裏。玄関の妻側は木連格子。木連格子とは、縦横に組まれた格子で、入母屋破風の下の格子や、建具などによく使用される(木連格子戸)。玄関は桟瓦葺、庫裏は本瓦葺である。
庫裏の出入り口
妻面の意匠
庫裏背面から見た屋根と煙出。
庫裏背面から見た屋根と煙出。
煙出の破風板の下にも懸魚がつけられている。懸魚とは,屋根の破風板につけて棟木や桁の木口を隠す、彫刻や透彫りの飾り板のこと。建築物を火災から守るため、水に関連する「魚」を模した飾りを屋根に懸けて火伏のまじないとしている。
名称 光明寺/こうみょうじ 所在地 大阪府大阪市天王寺区下寺町1-3-73 TEL/FAX HP E-mail 建築年代 本堂:江戸 宝永 3年/1706 山門 :江戸 慶応2/1866 庫裏:江戸末期 天保1年-慶応3年 /1830-1867 建物種別 宗教 構造 本堂:木造平屋建、瓦葺 山門 :木造、瓦葺、間口3.2m 庫裏:木造平屋建、瓦葺 概要説明 光明寺本堂 松屋町筋の東に占める境内地の中央に位置する。入母屋造 本瓦葺 で、正面に一間 向拝 を付ける。五間堂で中央に双折両開 桟唐戸 をたてる。外陣及び 内陣、脇陣からなる典型的な浄土宗本堂平面をもつ。建具ほかに改変が見られるものの、江戸中期の形態を伝える遺構である。 光明寺山門 松屋町筋に西面する一間 薬医門 で、切妻造本瓦葺とする。間口3.2mで、潜戸付の袖塀を両脇に付ける。女梁を挿し 肘木 状に作り、男梁上に 大斗 肘木を組み、虹梁 と軒桁を支持。妻は 笈形 付の虹梁 大瓶束 とし、軒は一軒 繁垂木。鏡天井 を張り、中備に龍の彫刻を飾る。 光明寺庫裏 本堂の北側に玄関を介して繋がる庫裏は4間四方。東西棟の切妻造本瓦葺で、大棟 に煙出、妻面に下屋を設け、南面西寄りに庇を付け、出入口とする。壁は白漆喰仕上げ。玄関は入母屋造 妻入 桟瓦葺で、妻は木連格子。本堂と庫裏が並び建ち、重厚な境内景観を呈する。
文化財種別 国登録有形文化財 イベントリンク 見学 備考 -
萬代家住宅
播磨町一体は、明治末期から始まった大阪市中心部への都市集中に対応すべく旧市街地周辺部に造成された宅地の一つで、そこに昭和14年(1939…
-
大光寺太子館
真宗寺院にある聖徳太子を祀る木造2階建ての仏堂。地元の工匠の手になると考えられるが、1階を 大壁 で縦長窓の洋風意匠、2階を真壁で柱頭に…
-
あまみ温泉 南天苑
南天苑本館は、辰野片岡建築事務所設計による「大濱潮湯(おおはましおゆ)」の別館「家族湯」として大正2年に堺市に完成し、昭和10年に南海電…
もっと見る>-
水無瀬神宮
水無瀬神宮は、1240年に建立された水無瀬御影堂がその前身とされ、後鳥羽・土御門・順徳の三院を祀る。天王山の麓に位置する境内地は後鳥羽院…
-
泉穴師神社
延喜式内社である本神社は、社伝によると650年ごろの創建。中世には和泉五社(大鳥・穴師・聖・積川・大井関(日根))の二宮とされて勢力を誇…
-
春日神社(津田)
創建年代不明の産土社。嘉吉2年(1442)春日四神を勧請、中世以降の宮座が残る。本社本殿は一間社春日造檜皮葺の春日大社旧本殿を移築した「…
もっと見る>