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名称慈願寺本堂/じがんじほんどう
所在地大阪府八尾市本町3-104
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建築年代1817年(江戸文化14年)
建物種別 宗教
構造木造平屋建、瓦葺、建築面積561㎡
概要説明

近鉄大阪線八尾駅近くにある浄土真宗本願寺末の寺で、当初は八尾久宝寺内にあったが桃山時代に現在地に移転した。福井山と号し弘安3年の開基である。本堂は文化14年(1817)の再建で、大阪各地の多数の大工により建設された。入母屋造、平入、向拝 1間、本瓦葺 で東面して建つ。平面は真宗本堂らしく、外陣、矢来、内陣 と続き、内陣左右に余間と飛櫓の間を配し、外陣の三方には吹き放しの 広縁 を廻す。桁行19メートルと雄大な規模を有し、架構から組物及び細部まで充実したつくりになる。当寺には、その他、経蔵(築1876年/明治9年)、手水屋(築1661~1673年/江戸寛文年間)、鐘楼(築1900年/明治33年)、表門及び 築地塀(築1856年/江戸安政3年)、脇門及び築地塀(築1868~1911年/明治初期)が登録有形文化財とされている。

文化財種別 国登録有形文化財
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