このアイコンがある写真をクリックすると伝統工法の詳細が確認できます。
名称兒山家住宅/こやまけじゅうたく
所在地大阪府堺市中区陶器北1404
TEL/FAX072-234-1474(TEL)/072-234-1474(FAX)
HPhttps://www.facebook.com/nayamuseum/
E-mailnayamuseum@yahoo.co.jp
建築年代江戸/1751-1829
建物種別 住居
構造主屋-木造2階建 瓦葺
概要説明

兒山(こやま)家は、家伝では中世にさかのぼる旧家で、家業の施薬(せやく)に加え、江戸時代を通じ大庄屋として小出藩代官も勤めていました。この建物は、江戸時代後期に本家より分家し、通称「東兒山」と称されている住宅です。 当家周辺は、堺市の中南部に位置し、急速に開発が進む本市内では数少ない田園風景が広がる一帯です。付近には寺社等の歴史的建造物が点在していますが、当家は今や市内では数少なくなった豪農の住宅建築として、重要なもののひとつです。 北に陶器川を背にしたゆるやかな傾斜地にあり、土蔵と土塀や門長屋で四周を取り囲み、敷地内には、主屋(おもや)や座敷をはじめ数多くの建築物があります。 主屋は江戸時代後期の建築で、入母屋造 を重ねた 本瓦葺 の屋根や煙出し等が、重厚な外観を特徴づけています。 庭に面した座敷二間の襖や床には、江戸時代後期の大阪画人 金子雪操(かねこせっそう)による山水画が描かれています。

文化財種別 国登録有形文化財
イベントリンク
見学
備考